アツアツのうどん料理を食べる機会が増えるこの季節、おいしい冷凍うどんをまとめ買いしたはいいものの、ついつい麺が余って困った......ということはありませんか? 「うどん料理なら手軽で作りやすいけれど、たまにはひと味変わったうどんが食べたい!」という方は、うどんを使ったご当地レシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回は、余ったうどんを効率的に消費できる"皮がない"「うどん餃子」について、ご自宅でも簡単に作れるオリジナルレシピと合わせてご紹介します。

大阪府北部発祥のうどん餃子とは?

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大阪府の高槻市では、ひと味変わったご当地グルメが話題となっています。その名も「高槻うどんギョーザ」。上記の写真はイメージですが、一見するとミニサイズのお好み焼きのようなビジュアルが特徴で、昭和50年代頃から高槻市北部の家庭で作られ始め、口コミで広がっていったといわれている家庭料理です。

人気の秘密は、餃子の具(あん)を皮で包まずに細かく刻んだうどんと混ぜて焼くだけという、いたってシンプルな"手軽さ"。夕飯の一品として、また子どものおやつとして地元の方から長年にわたって親しまれ続けています。

この伝統ある高槻うどんギョーザを全国に浸透させようと、「高槻うどんギョーザの会」が先頭に立ってご当地グルメとして普及を目指した結果、ご当地グルメが集結する「B-1グランプリ」主催団体への加盟が認められました。そして初お披露目となった餃子の本場・中国でのイベントでは地元民から広く受け入れられ、大盛況をおさめたのだとか。

同会が発足して以来、徐々に高槻うどんギョーザの人気は高まっていき、地元の中学校で調理教室が開催されるほどに。現在では市内の多くの飲食店で高槻うどんギョーザが提供されるようになりました。本場の味を食べたい方は、ぜひ旅行の際にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

■「公式」のレシピもある!

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高槻うどんギョーザの会では、高槻うどんギョーザの「公式レシピ」も紹介しています。材料は冷凍うどんのほか、ニラや生シイタケ、豚と牛の合いびき肉、卵です。調味料はごま油、すりニンニクなど。ニラと生シイタケ、冷凍うどんは小さめにカットし、肉や卵などを混ぜてから、うどんを投入します。ご自宅で作る際はホットプレートで一口サイズに焼き、餃子のタレやポン酢などお好みでタレをつけて食べるのが一般的です。

通常の餃子では豚ひき肉を使用する方が多いですが、高槻うどんギョーザには合いびき肉を使います。なんでも、「豚肉だけだとクセが出やすいが、牛肉を混ぜると旨味が増す」といわれているのだとか。ポイントは、「肉や卵などを入れるときは粘りが出るまで混ぜ、1時間ほど寝かせること。すると具がしっかりとなじみ、ホットプレートで焼く際に具材がバラバラになりにくくなるのです。

ここからはご自宅で簡単に作れる「高槻うどんギョーザ」のオリジナルレシピをご紹介します。上記のポイントを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。

余った冷凍うどんで作る高槻うどんギョーザ風レシピ

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まとめ

いかがでしたか? 今回はひと味違った「うどん餃子」の全容と、冷凍うどんを使って簡単に作れるレシピをご紹介しました。いつものうどん料理に変化を加えたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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