コシがありモチモチとした食感が魅力の冷凍うどんは、調理とアレンジがカンタンなお助けフード。保存もきくので、ぜひ冷凍庫にストックしておきたい一品です。

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今回は、そんな冷凍うどんのことがもっと好きになる「うどんの豆知識」の第3弾をご紹介します。

うどんと塩の関係って?

うどんをつくる過程において、塩が含まれていることは大半の方がご存知でしょう。その含有量は比較的多いのですが、うどんを茹でる際に一部が溶け出しています。しかし、溶け出してしまうのに多くの塩を必要とするのはなぜでしょうか。

秘密は、塩の働きにあります。塩はたんぱく質をほぐす酵素の働きを弱め、発酵を抑えることでグルテンを引き締める作用があります。これにより、うどん生地に強いコシが生まれます。また、気温に応じて塩の量で発酵速度をコントロールすることによって、生地のダレや腐敗を防ぐ効果もあります。おいしいうどんをつくるには、塩の存在が大きいといえるのです。

海塩と岩塩の違いって?

海塩はその名のとおり、海水を天日干しして水分を蒸発させることで塩分を濃縮したもので、原材料は海水のみ。一切の添加物や加工助剤を加えずに、海水中の塩類を結晶化させています。これに対し、岩塩は数億年前、地殻変動で海水が陸上に打ち上げられ、水分が蒸発・濃縮して塩分が結晶化、さらに地中で圧縮されたものです。

魚や野菜、鶏肉など、淡く繊細な味付けの料理には海塩が合います。白米を使用した塩おむすびとの相性もよく、まさに日本食全般に合うといえそうです。

日本は岩塩層から外れているため岩塩がほとんど採れず、海で囲まれた島国なので海塩の製造が中心となっています。海塩より塩辛いのが岩塩で、ピンク色のものが多く出回っています。食用の岩塩はストレートな塩味が特徴的。牛や羊などの赤肉には岩塩がよく合います。岩塩は美容効果でも注目されており、バスソルトやパックとしても売られています。

うどんの炭水化物量はどのくらい?

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そもそも炭水化物って?

厚生労働省によると、日本人の食事摂取基準は18歳以上の方の場合、一日に必要なエネルギー量のうち炭水化物から摂取する割合の目標は男性(30~49歳)は50~65%、目標量は331~430gに設定されています。

食品100g当たりの炭水化物の含有量
うどん(茹で) 21.6g
蕎麦(茹で) 26.0g
食パン 46.7g
ごはん(精白米) 37.1g
出典元:食品成分データベースより

蕎麦よりうどんの方が炭水化物量は高いというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、こうして見ると、うどんの炭水化物は比較的少なめということがわかります。炭水化物の摂取量を抑えたい方は、うどんを上手に取り入れてコントロールするのもいいのではないでしょうか。

まとめ

今回、第2弾に続いてうどん愛が深まる豆知識をご紹介しました。思わず人に話したくなるような豆知識をこれからもどんどん紹介していきますので、ぜひチェックしてくださいね。
うどんがもっと好きになる!うどんの豆知識 ~第1弾~
うどんがもっと好きになる!うどんの豆知識 ~第2弾~

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