おとり寄せコレクション「カレーうどん」、「きつねうどん」のオリジナルどんぶりを担当していただきました。

伊藤さんは、愛知県瀬戸市で作陶をされています。どこだろう?と思った方でも、「瀬戸物」という言葉は聞いたことはありませんか?日用使いの器を大量生産し始めた日本でも有数の伝統的な窯業地です。

元美容師という異色なキャリアの持ち主で、そのときに培った美的センスが作品からも感じされます。篠原さんから紹介頂き、早速、瀬戸にある伊藤さんの工房で顔合わせがてらに打ち合わせ。

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キレイに整理整頓された工房。仕事場には性格が表れると言われますが、まさにこれから作って頂く作品が想像できる工房でした!

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定番作品を拝見しながら、商品にあいそうな作品を選んでいきました。その中から、伝統的な技法の「織部焼」と伊藤さんオリジナルの「錆化粧銀彩」というシリーズをベースにオリジナルどんぶりを作って頂くことになりました。何度かの試作を重ねて、完成したのがこちら!

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「織部焼」は瀬戸地方の伝統的な技法です。桃山時代の古典模様を描いた「黒織部菱文茶碗」と「織部向付 柳」を伊藤さん風にアレンジしたモダンな文様を描いて頂きました。
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錆化粧銀彩」は細かい凹凸があり、模様はひとつひとつ針を使って彫っています。そこに金と銀で細工をして、内側を「紫黒釉」という伊藤オリジナルの釉薬で仕上げています。

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普段からご自身の器や気に入った作家の器に料理を盛り付けているので、器に料理がのることを考えて作られているので、使い勝手がとてもいいんです。今回のどんぶりも素敵に仕上げて頂きました。使ったお客様の反応が楽しみです!


第4話 陶芸家「穂高隆児」元料理長が生み出す、料理のための器


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