2月の上旬は、1年の中でもっとも寒い時期といわれており、立春から春分までの期間には暖かい南よりの強い風「春一番」が吹きます。寒暖差が大きく、天候の変化も激しい月であるため、「毎年この時期になると風邪をひきやすい......」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、体調をくずしがちになるこの時期を乗り越えるために、免疫力を高める食材を使った冷凍うどんレシピをご紹介。ウイルスに負けないパワーを、身体の中から養っていきましょう。

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免疫力を高める栄養素とは?

免疫力は、加齢や生活習慣の乱れ、ストレスなどによって低下するといわれています。免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすく、重症化するリスクが高まります。身体の中から免疫力を高めるには、野菜だけでなく根菜や豆類、魚介など食事のバリエーションにも気を配ることが大切。これは、体温と免疫力を保つための筋肉量増加を促すことにもつながります。

このように、風邪をひかない丈夫な身体を維持するためには、日ごろから多種類の食材をバランスよく摂取することがポイントですが、実際にどんな食材をどのくらい摂ればいいのか迷ってしまいますよね。以下では、風邪が流行るこの時期だからこそ積極的に取り入れたい栄養素を2つにしぼってご紹介します。

■皮膚や粘膜の健康維持をサポートするビタミンC

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ビタミンCには、植物性食品からの鉄の吸収を促し、病気への抵抗力を高めたり、有害な活性酸素から身体を守ったりする働きがあります。厚生労働省「統合医療 情報発信サイト」によると、1日のビタミンCの必要摂取量は「成人男性:90mg」「成人女性:75mg」となっています。野菜類でビタミンCの含有量が多いピーマン(赤ピーマン)を見ると、100gあたり170~180mgほど。赤ピーマンの重量が1個(Mサイズ)で約26gなので、おおよそ1個半~2個が目安になります。うどん料理に取り入れるなら、同じくビタミンCが豊富なキャベツなどを加えて焼うどんにしてもいいですね。

■抵抗力を高めるβカロテン

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今が旬の春菊にはβ‐カロテンが多く含まれており、β‐カロテンは体内でビタミンAに変わる特性を持っています。このビタミンにも抵抗力を高めて風邪などを予防する働きがあり、加えて骨を丈夫にして健康を維持するミネラルも豊富に含まれています。

春菊に含まれているβ‐カロテンの量は、同じ緑黄野菜の中でも多め。また、春菊の独特な香りは自律神経に作用し、胃もたれを解消するなどの効能も期待できます。

ここからは、風邪を予防する豊富な栄養素を含んだ旬の食材でもある春菊に注目し、体調がすぐれないときでもサッパリと食べられる「春菊を使ったうどん料理」のレシピをご紹介します。

旬の春菊を使ったピリ辛「春菊入り豆乳うどん」レシピ

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β‐カロテンが豊富な「かぼちゃ」の本格派うどんなら!

冷凍うどんなどの食品製造・販売を行うキンレイのオンラインショップでは、β‐カロテンが豊富な食材「かぼちゃ」を使用した「お水がいらない ほっこりかぼちゃのほうとう」が新たにラインナップ。出汁や麺、具材が一つになった本商品は、お鍋に入れて温めるだけですぐに食べられます。

具材はかぼちゃのほか、ニンジンや白菜、ごぼうやネギなど計7種類! 「お水がいらない」シリーズをまとめて楽しめる8食セットも用意されているので、お好みに合わせて今回ご紹介した春菊を加えてアレンジしてみるのもおすすめです。気になる方は、ぜひキンレイのオンラインショップをのぞいてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか? 今回は免疫力を高めて風邪を予防する旬の食材にスポットをあて、冷凍うどんを使ったおいしいうどんレシピをご紹介しました。食材が持つ栄養素に目を向けて旬のおいしい食材を積極的に取り入れながら、健康な心と身体を維持していきましょう! 

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