高温多湿で晴れの日が多くなる一方、雷雨も発生しやすい8月。照り付ける日差しとクーラーのきいた室内との温度差により、体調をくずしがちになる季節でもあるので注意したいところです。

今回は、魚の中でも栄養価が高い「イワシ」にフォーカス。イワシに含まれた栄養成分をはじめ、今が旬のイワシの選び方やうどん料理に取り入れる際のおすすめのアレンジレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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今が旬!イワシに秘められたパワーとは?

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魚介類は良質の動物性たんぱく質を含み、ビタミン(D、E、B12)や必須ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)といった栄養素をはじめ、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)など、私たちの身体の健康に必要なものをたくさん摂取できます。

なかでも栄養価が高いといわれているのがイワシ。刺身や甘露煮、フライなど、料理のバリエーションの広さから多くのご家庭で親しまれる代表的な魚の一つといえるでしょう。

イワシは傷みやすい魚なので、購入する際は表面が青く艶があるものを選びましょう。また、全体的にふっくらと丸みを帯びていて、エラの色味が鮮やかな紅色のものを選ぶのがポイントです。

とはいえ、生魚を買っておろすのは手間がかかるもの。そんなときは、「つみれ」として取り入れるのがおすすめです。「つみれは鍋料理に入れるものでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実はうどん料理の具材として手軽なだけでなく、栄養補給にも適した万能食材なのです。

■鍋料理だけじゃない?イワシの取り入れ方

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・練り物「つみれ」
イワシのはらわたや骨、皮を取り除いて細かくすり、味噌やしょうが汁、酒、片栗粉などを加えてすり身にしたつみれはその昔、すり身をつみ取りながら湯に入れて作ることから「つみいれ」と呼ばれ、それが後に「つみれ」になったといわれています。つみれに似た練り物は江戸時代にはすでにあったとされ、何百年も昔から人々の食文化を支えていたことがわかります。現在ではおでんやつみれ汁をはじめ、千葉県の郷土料理「イワシのだんご汁」といった多くのメニューに取り入れられています。

・練り物が苦手な方には「天ぷら」
「独特の食感と風味の練り物が苦手......」という方は、イワシの天ぷらはいかがでしょうか。頭やうろこ、内臓を取り除き、手開きにしてから中骨や背びれを取った身に塩をふり、衣をつけて油で揚げたイワシの天ぷらは、うどん料理との相性も抜群です。アレンジを加えたい場合は、身に衣をつける際に青じそを一緒に巻いて揚げるのもいいですね。下処理が面倒な場合は、切り身を購入すればより手軽にイワシの天ぷらが作れます。

冷凍うどんで作る「イワシのつみれうどん」レシピ

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まとめ

いかがでしたか? 今回は今が旬の「イワシ」に注目し、うどん料理の具材としておいしく食べるための方法をご紹介しました。イワシのつみれならそのまま料理に取り入れられるので、より手軽に済ませたいという方にはもってこいです。「魚を使った栄養たっぷりのうどん料理が食べたい!」という方は、ぜひ作ってみてください。

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