夏休みの旅行や帰省では、駅や空港、サービスエリアなどでお土産を選ぶのも楽しみの一つ。干物や漬物、燻製などの加工食品、地酒にジュース、特産物で作ったお菓子などの品々はどれも魅力的で、ついつい目移りしてしまいますよね。

会社の同僚や上司などに渡すお土産には、その地方で愛されるうどんやラーメンがおすすめです。めん料理なら嫌いな人は少なく、調理方法もシンプルなのでその土地の味を簡単に再現できるでしょう。今回は、お土産としてご当地うどんを買うときの選び方や、相手に渡すまでの保管方法についてご紹介します。

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お土産に「ご当地うどん」がいい理由

喜ばれるお土産選びのポイントは、相手の好みを考慮しつつ、日持ちする品を選ぶことです。うどんは子どもからお年寄りまで好き嫌いが少なく食べられ、賞味期限も長めなので、幅広いライフスタイルの方から喜ばれるお土産といえるでしょう。お土産用のうどんは2~4食入りのものが多いので、いつもお世話になっている人だけでなく、その家族にも楽しんでもらえるという点で非常に優秀です。

また、郷土料理の多くは調理工程が複雑ですが、うどんは調理もシンプルなのでその土地の味を家庭で簡単に再現できます。香川県の讃岐うどんや秋田県の稲庭うどんをはじめ、日本各地にはそれぞれ違った個性を持つご当地うどんが存在するので、地方へ旅行に行くたびに違ったご当地うどんを購入しても楽しいでしょう。

お土産のご当地うどんをおいしく食べるには

■お土産用のうどんの日持ちはどれくらい?

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お土産用のうどんは「生」「半生」「乾めん」の3種類に分けることができます。水分が多く含まれる「生うどん」は品質が劣化しやすいので、相手に渡すまでは冷蔵庫で保管しましょう。自身や同居する家族、すぐに会える友人などのお土産におすすめですが、多くの生うどんは製造日から3日程度で消費期限を迎えてしまうので、お土産の渡しそびれに注意しましょう。

デリケートな生うどんを少し乾燥させ、長期保存を可能にしたのが「半生うどん」です。うどん本来のコシを残すことができるので、讃岐うどんや水沢うどんなど、つるつるした食感が特徴のうどんをお土産にするときに役に立つでしょう。常温で90日程度は持つので、もらった人が好きなタイミングで食べることができるのも魅力です。

稲庭うどんに代表される「乾めん」は約1年間保存できます。しかし、湿気の多い場所では劣化してしまうことがあるので、お土産として渡すときには「直射日光のあたらない、湿度の低い所で保管して」と一言添えると親切かもしれません。

■ご当地の味を楽しむならスープがセットのものを

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せっかくご当地うどんを買っても、いつも家庭で使っているめんつゆで調理したのでは、個性が半減してしまいます。ご当地うどんをお土産にするなら、つゆや具材がセットになっているものを選ぶのが望ましいでしょう。

うどんの味に魅力を感じたときは、めんではなく出汁をお土産にするのも選択肢の一つです。ご当地うどんの出汁さえあれば、一般的な冷凍うどんでも地方で食べた味に近いものを再現できますよ。

■讃岐ではうどん関連商品も人気

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うどんが有名な地域では、めんや出汁以外にも、うどん関連のお土産がたくさん販売されています。香川県の家庭ではうどんを油で揚げたものがおやつとして食べられていますが、それを商品化したスナック菓子がお土産としても人気です。

帰る際に荷物になるのが心配なら、うどんせんべいやうどん風グミなど、インパクトがあって持ち運びに便利なものを選んでもいいでしょう。

まとめ

香川県や群馬県、秋田県など、うどんが有名な地方に行く機会があれば、ぜひお土産にうどんを買って帰りましょう。ご当地うどん本来のおいしさを楽しめるよう、推奨される保管方法や消費期限を守ってくださいね。

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