冷凍うどんの調理に欠かせない調味料。味噌や醤油、砂糖にみりんと、うどんのつゆには隠し味が豊富に含まれています。そんな調味料にも賞味期限が存在しますが、期限切れに気づかず、劣化した調味料を使用している場合も......。それでは、せっかくのうどんの味が落ちてしまいますよね。そこで今回は、各調味料の賞味期限や保存方法、保存上の注意点を詳しくご説明します。

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調味料にも賞味期限がある

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うどん料理の旨味を支える調味料。おいしいうどんは必ずと言ってもいいほど、味わい深いつゆがベースとなっています。そのおいしいつゆの決め手となるのが調味料です。うどんつゆを作る際に使用する調味料は主に味噌、醤油、砂糖、みりん、酒など。そして、これらはすべて賞味期限が異なります。

賞味期限切れの調味料を使用してうどんつゆを作ったとしても、そもそも調味料の質が落ちているので、おいしいつゆを作ることはできません。しっかりと染みわたるつゆを作るには、やはり期限内の調味料を使うに限ります。まずはそれぞれの賞味期限を把握しておきましょう。

■賞味期限が無限のものも!? 調味料ごとに期限をチェック!

うどん調理に使用する調味料に適した保存方法は、"常温"と"冷蔵"に分かれます。

・常温保存
塩・砂糖は常温保存です。品質変化がないため常温保存での賞味期限はありません。みりんや酒も常温保存で、みりんは開封後3ヶ月、酒は開封後3~6ヶ月が期限です。また、開封前の醤油は常温保存により1年間は味の品質を保つことができます。

・冷蔵保存
冷蔵庫に入れて保存しなければいけない冷蔵保存調味料の代表が味噌です。発酵調味料の味噌は、気温によってカビが生えてしまうため冷蔵で保存しましょう。開封前2~3年、開封後3~6ヶ月間品質が保たれます。また、開封後の醤油は冷蔵保存で1ヶ月です。

鮮度を保つ調味料の保存方法

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調味料によって常温・冷蔵保存方法や賞味期限が異なりますが、それぞれ"より鮮度がいい状態"でキープする方法もあります。中でも、独特なのが塩。塩の一番よいとされている保存方法は、ふた付きの容器に入れ、炒った生米や少量のピーナッツ、爪楊枝を塩と一緒に容器に入れること。そうすることで、塩が水分を吸う代わりに余計な水分が生米やピーナッツ、爪楊枝に吸収され、長期間にわたって鮮度をキープしたまま保存できるのです。

また醤油は、頻繁に空気に触れることで酸化してしまう調味料なので、すぐに使い切れる量だけを醤油挿しに移して使うことをおすすめします。なるべく空気に触れる回数を減らして長持ちさせましょう。

■梅雨の調味料保存には注意が必要!

醤油や味噌などの冷蔵保存は鮮度が高い状態を保つものの、これからの梅雨の季節は湿気が多くなることから冷蔵保存でも鮮度が落ちてしまう場合があります。冷蔵庫の開閉により、湿度や温度の変化が激しくなってしまうからです。そのため、湿気が多い梅雨の時期は、冷蔵庫の設定温度や開閉の回数などを意識しながら保存することをおすすめします。

また冷蔵庫で保存する際、適度な隙間を開けてそれぞれ保存すると長持ちしやすくなります。食品間が狭いと全体が十分に冷えず、その部分からカビが発生してしまうことも。ただ冷蔵庫に入れるのではなく、配置にも気をつけながら冷蔵保存することでより長持ちするでしょう。

まとめ

味わい深いうどんつゆを作るのに欠かせない調味料。その旨さを作り出すには品質の高い調味料を使う必要があります。意外にも、開封後の賞味期限が早いものもあるため、保存方法に気をつけながら鮮度の高い状態を保ちましょう。

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