軽く汗ばむほどのぽかぽか陽気の日が多くなってくる季節。少しずつ夏の訪れを肌で感じている頃ではないでしょうか。冷凍うどんは、季節を問わずいつでも食べられるのが魅力。初夏の季節にピッタリなヘルシーなうどん料理を食べませんか?

今回は、今が旬の「初ガツオ」にちなんで、冷凍うどんと相性抜群の鰹節にフォーカスします。鰹節を合わせたいうどん料理も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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今が旬!初ガツオとは?

マグロ同様に「止まると死んでしまう魚」といわれるカツオは、熱帯から温帯海域に生息する回遊魚で、日本近海では毎年春になると黒潮にのって北上します。この4月から5月に獲れるカツオを「初ガツオ(上りガツオ)」といい、8月から9月に漁獲されるカツオを「戻りガツオ(下りガツオ)」と呼んでいます。

春から初夏にかけて獲れる初ガツオは、脂身より赤身が多くサッパリとした口あたりが特徴です。サッと炙ればタタキとしても楽しめます。さらに、文部科学省の食品成分データによると、初ガツオは100gあたり114カロリー。他の魚と比べてもヘルシーで、身体にうれしいDHAやEPAが含まれている点も魅力です。

鰹節のおいしさの秘密

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鮮魚のカツオもおいしいですが、ここからはカツオの旨みを活かした「鰹節」についてご紹介します。内臓などを取り除いた生カツオを煮てから繰り返しいぶすと、水分が抜けて「荒節」が出来上がります。これを削ったものが「カツオ削り節」です。燻したときの香りが残っているため、香りが強いのが特徴です。

荒節の表面を削り、カビ付け(専用の部屋で最良種のカビを付着される工程)と天日干しを繰り返したものが「枯れ節」で、これを削ったものが「鰹節削り節」といいます。カビの作用による、上品な香りとまろやかな口当たりが特徴です。

スーパーでよく見かける「花カツオ」と記載された商品は、カビを付けていない鰹節(荒節)を削ったものを指します。風味と味にこだわった枯節より製造工程が少ないため、比較的安く手に入れられます。

■鰹節に含まれる旨み成分って?

鰹節に多く含まれているイノシン酸は「旨みの成分」といわれており、料理のおいしさをつくる大切な役割を果たしています。また、鰹節に含まれるタンパク質は体内でつくることができない必須アミノ酸を豊富に含んでいるため、全身の健康を保つための重要な成分でもあります。鰹節は偏った食生活の方こそ積極的に取り入れたい食材なのです。

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風味とおいしさを保つため、鰹節の大敵ともいえる湿気と虫から守りましょう。空気を抜いてジップ付きポリ袋に入れて密封し、常温ではなく冷蔵庫に保管することをオススメします。

出汁だけじゃない!カツオ節が合う冷凍うどん

shutterstock_81499489.jpg shutterstock_427546966.jpgこれからの時期にピッタリなサッパリ系うどんには、鰹節をのせる食べ方がオススメです。シンプルなぶっかけうどんでも、出汁のきいたつゆと風味豊かで栄養価の高い鰹節をのせるだけでアッという間にうどん料理が完成! 野菜と一緒に摂りたい方は、サラダうどんに鰹節をプラスしてみましょう。これなら料理が苦手な方でも手軽につくれますね。

まとめ

いかがでしたか? 今回は「冷凍うどんにピッタリな鰹節」についてご紹介しました。冷凍うどんなどの食品製造・販売を行う食品会社「キンレイ」のオンラインショップでは、火にかけるだけですぐに食べられるバリエーション豊富なうどん商品がすぐに手に入ります。仕事などで疲れているときも冷凍うどんなら手軽に食べられるので、ストックしておくのも手です! ぜひチェックしてみてくださいね。


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