仕事で忙しい方でも、冷凍うどんがあればカンタンにおいしい食事が完成します。具材のバリエーションも多く、飽きがこないのも魅力ですよね。具材にアレンジを加えるのもいいですが、たまには出汁にもこだわってみませんか?
今回は、ご家庭で作る冷凍うどんに合わせたい「うどん出汁」をご紹介します。うどんに使われる代表的な出汁は主に3種類。その他の料理でも重宝される出汁について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
うどん出汁の種類は?
■関東風うどん出汁は醤油が決め手
メインは鰹節(かつおぶし)。そこに昆布と煮干しを加えて出汁を取ります。味付けの決め手は濃口醤油。ハッキリとした味と色の濃いつゆが特徴です。どちらかというと醤油で味が決まるため、醤油選びがこだわりのポイントといえます。
■関西風うどん出汁はバランスが重要
関西風では、出汁の風味を立たせるために薄口醤油を使用します。濃口醤油を使用する関東風に比べて味と色が薄く、さっぱりとした味が特徴的です。薄口醤油はあくまで風味をつける程度。昆布や鰹節、混合節、煮干しなどとのバランスが重要となります。
■讃岐うどん出汁はイリコが主役
讃岐うどん出汁の主役はイリコ。イリコは瀬戸内地方でよく使用される煮干しイワシの総称です。そこに昆布や鰹節、混合節を入れて出汁を取ります。イリコには旨み成分であるイノシン酸がたくさん含まれており、その含量は鰹節や鯖節に匹敵します。
うどん出汁に含まれる栄養素とは
しっかりととった出汁からは、昆布やイリコ、鰹節などに含まれる海産物特有の栄養素を得ることができます。とくに、生活習慣病対策として注目されるEPAやDHA、健康を保つためのカルシウムやアミノ酸、鉄分なども含まれています。そのほか、代謝が向上するとされるイノシン酸やヒスチジン、疲労回復で注目されるクレアチンなども含まれています。
出汁にこだわると、よりおいしくうどんを食べられるのはもちろん、健康を保つための栄養素も一緒に摂れます。まさに一石二鳥ですね。
手軽に済ませたいうどん好きの方にオススメ
■出汁パックを使用する
「出汁をとるのが面倒!」という方は、出汁がカンタンにとれる市販の出汁パックを利用するのも手です。出汁パックの場合、醤油は大さじ2、みりんは大さじ1を入れてお好みで湯量を調節しましょう。
■市販のつゆを使用する
「とにかくカンタンに済ませたい!」という方は、出汁にこだわった「昆布タイプ」や「白出汁」をうたった市販のつゆを利用するのも手です。物足りない場合は、出汁の素を併用するとさらに風味がつきます。つゆの希釈量はメーカーごとに異なるため、ラベルをチェックして適量を使用してくださいね。
もっと手軽においしいうどんを食べたい方へ
仕事から疲れて帰ってきた日など、「手間をいっさいかけずにすぐ食べたい!」という方には、冷凍うどんなどの食品製造・販売を行うキンレイの本格派うどんがオススメです。
キンレイがラインナップするうどんは、自宅で温めるだけですぐに食べられるお手軽さはもちろん、昆布出汁に厳選された鰹節、鯖節、鰯節、むろあじ節などの風味が異なる節類を、うどんに合わせてブレンドするというこだわりぶり。薄口醤油や本みりんで味をととのえた関西風出汁が食欲をそそります。
ちなみに、写真の商品は「お水がいらない 京風うどん」。鰹節と利尻昆布などからとった、凛とした味わいの京風出汁が特徴です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はご家庭でおいしく食べるための「うどん出汁」についてご紹介しました。時間があるときは出汁にこだわりを、手軽に済ませたいときは市販のつゆにアレンジを加えて、お好みの出汁で食べてみてくださいね。
冷凍うどんなどの食品製造・販売を行うキンレイでは、お鍋で温めるだけでカンタンに食べられるおいしい具材と出汁が詰まった本格派うどん商品を取りそろえています。ぜひチェックしてみてください。