マカロニや玉ねぎ、ベーコンなどの具材をホワイトソースと合わせ、オーブンで焼いたグラタンは寒い日にピッタリの料理です。子どもから大人まで幅広く人気がありますが、マカロニをゆでたり、チーズに焼き色をつけたりと調理工程が多いため、「なかなか気軽に作れない」と感じている方も多いのではないでしょうか?

グラタンの調理時間を短縮したい方におすすめなのが、マカロニの代わりに冷凍うどんを使うアイデアです。冷凍うどんのモチモチ食感で、おいしさはさらにアップ! 今回はそんな「うどんグラタン」の作り方をご紹介します。

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うどんとマカロニの共通点

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マカロニは、イタリアをはじめ世界各国で食べられているショートパスタの一種です。主原料として用いられるのは、普通小麦粉やデュラムセモリナ(デュラム小麦という品種を粗く挽いたもの)。それに水を練り合わせ、成形して乾燥させたもののうち、棒状や帯状ではないものを日本では総じてマカロニと呼んでいます。両端をペン先のように斜めにカットした「ペンネ」も、マカロニの一種です。

うどんとマカロニは、小麦粉と水を練り合わせ生地を作る点で似ています。また、うどんには原料として塩が含まれていますが、マカロニをゆでる際はお湯に対して1%程度の分量の塩を加えるため、味もほとんど変わりません。

ちなみに、うどんが白色なのに対してマカロニやパスタが少し黄色っぽい理由は、原料となるデュラム小麦が黄みがかった色をしているためです。

簡単でボリューム満点、「うどんグラタン」のレシピ

グラタンを作る際には、マカロニの代わりにうどんを使ってみてはいかがでしょうか。マカロニには鍋でゆでる手間がありますが、冷凍うどんなら電子レンジで解凍できます。コンロが一口しかないご家庭でも、ソースの調理と同時にうどんの準備を進められますよ。

■うどんはマカロニサイズに切るべき?

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「うどんグラタン」に使ううどんは、稲庭うどんなどの細い乾麺より太くてモチモチとした食感の冷凍うどんのほうが向いています。マカロニと同等のサイズ(長さ3~4cm程度)に切ってから使うと、うどんがソースや他の具材と絡みやすくなってクリーミーな仕上がりに。

忙しいときは、解凍したうどんを切らずにグラタン皿の底に敷き詰めてもOKです。フォークでパスタのように巻いて食べられるので、食べ応えもアップ!

■ホワイトデーの食卓に!「うどんグラタン」の作り方

グラタンづくりの工程には、大きく「マカロニをゆでる」「ソースを作る」「お皿に盛りつけて焼く」の3つの段階があります。マカロニの代わりにうどんを使えば、「マカロニをゆでる」にかかる時間を大幅にカットできますよ。

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まとめ

うどんグラタンは、マカロニをゆでる手間がいらないだけでなく、もちもち食感とボリューム感が楽しめる点が魅力です。うどん好きなら「マカロニを使うよりおいしい!」とハマってしまうかもしれませんね。


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