クリスマスにお正月、忘新年会など楽しいイベントが集中する年末年始。健康によくないとわかっていながら、つい食べ過ぎたり、お酒を飲み過ぎたりしてしまう方も多いのではないでしょうか。

胃もたれや二日酔いがあると食欲がわかないものですが、そんなときこそ身体の機能を正常に戻すための栄養を補うことが大切です。今回は消化酵素の力で胃腸の働きをサポートする食材と、それらの食材を使った「大根みぞれうどん」のレシピを紹介します。

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年末年始は「暴飲暴食」に注意

12月から1月にかけては忘新年会やクリスマス、お正月など大人数で食事をする機会が盛りだくさん。楽しい雰囲気につられて適量以上に食べてしまったり、お酒を飲み過ぎてしまったりすることも増える時期です。

胃の働きは生活リズムの乱れに敏感に反応してしまうため、年末年始の忙しさに暴飲暴食が重なると普段以上に負荷がかかります。その結果、食事会の翌日には胃痛や胸焼け、胃もたれなどの不調を感じやすくなります。

また、この時期特に気をつけたいのが飲み過ぎによる「二日酔い」です。胃腸を通って肝臓に運ばれたアルコールは、まず「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。通常、アセトアルデヒドは身体にとって害のない酢酸に分解されてから全身をめぐります。しかし、肝臓で処理しきれない量のアルコールを摂取すると、血中のアセトアルデヒド濃度が高くなり、吐き気や動悸、頭痛など二日酔いの症状を招いてしまうのです。

二日酔いの身体にやさしい食材は?

二日酔いになってしまったら、水やスポーツドリンクで水分をしっかり摂ってアセトアルデヒドを速やかに尿から排出しましょう。そのほかに以下のような食べ物を摂取して、胃や肝臓の働きを促すことも大切です。

■ビタミン・ミネラルを含む果物・野菜

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果物に含まれる果糖やビタミン類にはアルコールの分解を促し、代謝をサポートする働きがあります。二日酔いがつらいときはリンゴやバナナ、柿などの果物を積極的に摂りましょう。オレンジジュースでも手軽にビタミンを補給できますよ。

また、ビタミンCを多く含む大根も、肝臓のアルコール分解を助けてくれる食材です。二日酔いの朝に食べるなら、大根おろしがおすすめ。大根の消化酵素が胃腸の働きもサポートしてくれます。

■卵

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サプリメントなどでよく目にする「Lシステイン」には、アルコールやアセトアルデヒドを分解して無毒化する働きがあります。卵を食べるとメチオニンというアミノ酸が体内に入り、このLシステインを身体の中で作ることができます。

「大根みぞれうどん」のレシピ

二日酔いや胃もたれで食欲がわかない日は、うどんのつゆに大根おろしをたっぷり加えた「みぞれうどん」で栄養補給をしませんか? 大根は加熱すると甘みが増すので、辛いものが苦手な方でもおいしく食べられますよ。

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まとめ

大根は11月から3月に旬を迎える冬野菜です。二日酔いがつらい日はもちろん、食べ過ぎで胃の疲れを感じているときにもぜひ料理に使ってみましょう。

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