2月に入ると、コンビニやデパート、スーパーなどで目にする機会が増える「恵方巻き」。ひと昔前まで関東地方ではあまりメジャーではなかったのですが、最近は全国的に親しまれているお寿司といえます。そんな恵方巻きのルーツとは? また、お米の代わりにうどんを使った恵方巻きで話題を呼んでいる「うどん恵方巻き」のレシピをご紹介します。

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今では全国区!恵方巻きのルーツとは

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恵方巻きは、商売繁栄を祈って江戸時代に関西地方で食べられるようになったのが始まりといわれています。当時は「丸かぶり寿司」などと呼ばれることが主流でしたが、1989年代にコンビニチェーンが「恵方巻き」という名の太巻きを売り出したことで全国に広がっていったとされています。

「恵方」とは歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所を指し、その場所は毎年変わるのだとか。その歳徳神がいる方角に向かって食べると縁起がよいとされており、無言のまま恵方巻きを丸かぶりすればよい1年が幸せに過ごせると言い伝えられています。

一本丸ごと食べるのは商売繁盛や幸福の運を一気にいただくことを意味し、よそ見をしたり途中で切ったり休んでしまったりしてはいけない理由は「縁を切らない」という意味からきています。

そんな2019年の恵方巻きの方角は「東北東」とされており、この方角に向かって恵方巻きを食べると歳徳神に邪気を払ってもらえるそうです。ぜひ今年は恵方巻きを手にとって、つつがない1年を願って歳徳神に挨拶をしてみてはいかがでしょうか。

■香川県民もびっくりの変わり種「うどん恵方巻」

節分の時期に合わせて食べる恵方巻きですが、"うどん県"の異名を持つ香川県ではなんと、変わり種の恵方巻きが注目を集めています。なんでも2月3日の節分の日限定で、酢飯のかわりにうどんを使用した恵方巻きが「津田の松原サービスエリア」内のうどん店で販売されるとのこと。

具材に卵焼きやキュウリ、エビ天などを使用した「具だくさんうどん県巻」と、肉がたっぷり入った「肉うどん巻」の2種類が販売されるとあって、ネット上では話題騒然に。「型破り」「さすがはうどん県」といったコメントが寄せられているのだとか。2月3日の限定販売に間に合わない......という方でもご安心を。以下からは簡単に作れるうどん恵方巻きのオリジナルレシピをご紹介します。

意外と簡単?うどん恵方巻を作ってみよう!

ご飯の代わりにうどんを使うだけなので、自宅でも簡単に再現できそうです。時期や風習にこだわらず、ご家族みんなと笑顔で味わってみましょう。

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まとめ

いかがでしたか? 今回は恵方巻きのルーツをはじめ、酢飯の代わりにうどんを使った「うどん恵方巻き」のレシピをご紹介しました。いつものうどん料理に飽きたら、たまには変わり種のアレンジうどん料理を作ってみるのもおすすめです。冷凍うどんが半玉余ってしまったときや具材が少しだけ余ってしまったときにも食材を無駄なく使える有効なレシピでしょう。

冷凍うどんなどの食品製造・販売を行うキンレイのオンラインショップでは、出汁や麺、具材が一つになった「お水がいらない なべやき海老天うどん」をラインナップ。海老天ぷらのコクと風味が関西風の出汁に溶け込むアツアツのうどん料理が食べたい方は、この機会にぜひお試しください!

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