日本では、1年のうちで降水量がもっとも多い6月。長雨が続く梅雨は大雨や集中豪雨が発生しやすい時期でもあるので、お出かけの際は注意が必要です。また、寒暖差が大きくなるため、体調管理にも気を配りたいところ。日頃の生活からバランスのよい食事を積極的にとりたいですね。

今回は、「豆乳と相性のいいうどん」に注目。豆乳の栄養素や効能をはじめ、豆乳を使用した冷凍うどんレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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豆乳の定義とその歴史

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日本農林規格「JAS」によると、豆乳とは「大豆から熱水などによりたんぱく質とその他の成分を溶出させ、繊維質を除去して得られた乳状の飲料"大豆豆乳液"であり、大豆固形分が8%以上のもの」と定義されています。この大豆豆乳液に「にがり(凝固剤)」を入れて固めたものが豆腐です。

中国大陸から日本に豆腐が伝わったのは奈良時代。豆腐の味噌漬け「豆腐羹(とうふよう)」は鎌倉時代から親しまれていたといい、その頃から豆乳があったといえそうです。そして戦後、昭和50年前後以降には一般の人たちに飲料商品として豆乳が出回りました。

豆乳には女性ホルモンに似た働きのある大豆イソフラボンが含まれており、肌のシミやくすみなどを防ぐ効果が期待できます。さらに、血液中のコレステロールや中性脂肪などの余分な脂質を抑える肥満予防に効果的なサポニンのほか、加齢による悪玉菌の増殖を抑え、腸の環境を整える役割があるオリゴ糖などが含まれています。豆乳はスーパーなどでも手軽に購入できるので、健康的な身体を維持するためにも日頃の食生活に取り入れてみてもいいですね。

■実はあやふや?豆乳の種類

豆乳を購入する際、「無調整豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」の3種類を見かけることが多いのではないでしょうか。ですが、この3種類の違いを正確にいえる方は少ないかもしれません。JASでは以下のようにそれぞれの規格を定義しています。

・大豆......大豆固形分8%以上、大豆たんぱく質換算3.8%以上
・調整豆乳......大豆固形分6%以上、大豆たんぱく質換算3.0%以上
・豆乳飲料(果汁系)......大豆固形分2%以上、大豆たんぱく質換算1.8%以上
・その他......大豆固形分4%以上、大豆たんぱく質換算1.8%以上

一般的に「豆乳」と呼ばれているものは、無調整で大豆固形分が「8%以上」のものです。大豆を水に浸したり蒸したりしてしぼった液状の豆乳は「無調整豆乳」といい、味付けはされていません。この無調整豆乳に砂糖や塩などを加えて飲みやすくしたものが「調整豆乳」です。そしてこの調整豆乳に果汁やフレーバーなどで味付けしたものが「豆乳飲料」と定義されます。

植物性たんぱく質が豊富な豆乳は、大豆固形分が多いほどたんぱく質が多く含まれています。ですが、たんぱく質以外の栄養素とのバランスも大事ですので、味付きの飲みやすい豆乳を飲んだり、風味豊かな大豆そのものの味を楽しんだりと、ご自身のお好みで種類や商品を選ぶのがいいでしょう。

冷凍うどんで作れる「豆乳つけうどん」レシピ

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まとめ

いかがでしたか? 今回は「豆乳」の歴史と効能、家庭で作れる冷凍うどんを使った豆乳つけうどんレシピをご紹介しました。「ジメジメとした気分を吹き飛ばすサッパリしたうどんが食べたい!」という方は、ぜひトライしてみてください。

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