さわやかな風が心地よい5月は、日本において1年の中でもっとも過ごしやすい時期の一つといわれています。ただしこの時期は季節の変わり目で、気温の変化や気象の変化が大きい時期でもあります。長期休暇を取って出かける方は、体調管理をしっかりと行ってくださいね。

今回は、長崎の名物グルメ「ちゃんぽん」に注目。長崎県を訪れたことがなくても、「知っている」「食べたことがある」という方は多いのではないでしょうか。それほどまで日本人に浸透しているちゃんぽんの歴史とは? 以下では牛乳を使用したちゃんぽんのアレンジレシピも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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歴史の長い長崎ちゃんぽんとは?

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ちゃんぽんが誕生したのは100年以上も前の明治時代。長崎の中華料理店「四海樓」の創業者が、貧しい中国人留学生のために安くて栄養のある食べ物を食べさせてあげたいと、野菜や肉の切れ端を炒めてボリューム満点の料理を作ったことが始まりといわれています。

もともと日本で唯一の開港地として栄えた長崎では、外来文化の影響を受けた独自の文化が根付いていました。そのため、ちゃんぽんの語源には中国の方言でご飯を食べるの意味をもつ「喰飯(しゃんぽん)」や、ポルトガル語の"混ぜる"を意味する「ちゃんぽん」がなまったものなど、諸説あるといわれています。

日中混合の"庶民の味"として親しまれ続けるちゃんぽんは、豚骨や鶏がらを使用した白濁のスープと、独自の風味と歯ごたえを実現する唐灰汁(とうあく)が麺に練り込まれているのが特徴です。現在では、手軽にちゃんぽんが食べられる全国展開チェーン店の人気とともに、長崎を代表する名物グルメとして不動の地位を確立したといえるでしょう。

■白いスープが特徴的なちゃんぽんの秘密

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ちゃんぽんといえば「白いスープ」。長崎市公式の観光サイトでは、スープの種類を「こってり派なら豚骨ベース」「あっさり派なら鶏がらベース」と表現しています。また、双方をミックスして味を調えるお店もあり、作り方にも入れる具材にも明確な決まりはないようです。観光などで長崎を訪れた際は、お店によって味の違いを楽しめるかもしれませんね。

ご家庭でちゃんぽんを作る際には、牛乳や白出汁などを取り入れて、「白いスープ」を再現する方もいるようです。「うどん料理が好きだけれど、最近メニューがマンネリ化している......」という方は、以下で紹介する「アレンジちゃんぽんうどん」のレシピを参考に、ぜひレパートリーを広げてみてください。

■冷凍うどんで作れる「簡単ちゃんぽんうどん」レシピ

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まとめ

いかがでしたか? 今回は「長崎ちゃんぽん」の歴史と、家庭で作れる冷凍うどんを使ったちゃんぽんうどんレシピをご紹介しました。「いつもとひと味違ったうどん料理を作りたい!」という方は、ぜひちゃんぽんうどんレシピにトライしてみてください。

冷凍うどんなどの食品製造・販売を行うキンレイのオンラインショップでは、出汁や麺、具材が一つになった「お水がいらない 長崎ちゃんぽん発祥の店四海樓」がラインナップ。鉄釜で炒めた野菜の旨味が溶け込む本格派ちゃんぽんの味をご堪能ください。他にも冷凍うどん商品を取りそろえているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。 

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