スーパーやコンビニで手軽に調達でき、種類も豊富な缶詰。加熱するだけで食べられる冷凍うどんと合わせてストックしておけば、小腹が空いたときや時間がないときでも簡単に料理が作れて便利です。

今回は缶詰と冷凍うどんで作る料理のバリエーションをいくつかご紹介します。なかでも、焼き鳥缶で作る「鶏だしうどん」は味付けが簡単です。料理が苦手な方も挑戦してみましょう!

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料理の幅が広がる「缶詰」の魅力

素材を缶に密封し、加熱殺菌することで長期保存を可能にした「缶詰」。ツナや鯖などの水産物や、コーンやたけのこなどの野菜、桃やみかんなどの果物などその種類は非常に豊富です。缶詰は調理が済んでいるので、開けるだけですぐに食べられるのがメリット。料理の素材としても使いやすいので家庭はもちろん、レストランや喫茶店でも重宝されています。

缶詰は食品の腐敗の原因となる微生物を加熱によって殺菌しているため、保存料や殺菌料などの添加物を使うことなく、長期にわたって品質を維持できるのが特徴です。料理の幅を広げるためにも、災害に備えるためにも、常に数種類の缶詰をストックしておきましょう。

「缶詰×冷凍うどん」のアレンジレシピ

ここからは缶詰を使ったうどん料理のレシピをご紹介します。缶詰の汁やタレには素材の旨味や甘味、栄養分が含まれているので、捨てずに調味料として活用しましょう。

■炭火の香りで食欲アップ!塩ベースの鶏だしうどん

おつまみや夜食にピッタリの焼き鳥缶。塩味の缶詰と鶏がらスープの素があれば、簡単に本格的な味わいの「鶏だしうどん」を作ることができます。味付けは塩コショウのみでOK。誰でも簡単に作れるのでぜひ試してみてください。

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■簡単なのに本格的!エスニック風カレーうどん

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2013年頃に一大ブームを巻き起こした「タイカレー」の缶詰。本格的なイエローカレー、グリーンカレーの味わいを低価格で楽しめるとあって世代を問わず人気を博しました。加熱した冷凍うどんにカレーの缶詰をかければ、それだけで「エスニック風カレーうどん」が楽しめます。

辛いものが苦手な方には、タイカレーを缶詰から耐熱容器に移し、ピザ用チーズ(適量)を加えて電子レンジで温めるアレンジがおすすめ。ルーの辛さがまろやかになり、うどんとの相性がアップします。仕上げにパクチーを乗せて彩りをプラスしてもいいですね。

■生姜の風味で臭みもなし!鯖缶うどん

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魚の缶詰といえばツナ缶のイメージがありますが、2017年には味噌煮やオリーブオイル漬けなどさまざまなバリエーションがある「鯖」の缶詰がツナ缶の売上高を上回りました。「水煮」はどんな料理にも使いやすいので常備しておきましょう。缶詰なら調理の際に取り除いてしまう皮や骨まで食べられるので、カルシウムを効率よく摂取できるのも魅力です。

鯖缶は独特の臭みがあるので、味付けに生姜を効かせた「鯖缶うどん」にアレンジするのがおすすめ。鍋に2倍濃縮麺つゆ(60 ml)、水(180 ml)、すりおろした生姜(1/2片)を入れ煮立たせたら、加熱したうどんと鯖の水煮缶(半分)を汁ごと入れ1~2分煮ます。器に盛り、小口切りにした万能ねぎをかければ完成です。水煮の汁が隠し味になり、深みのある味わいに仕上がります。生姜のパワーで体もポカポカ温まるので寒い季節におすすめですよ!

まとめ

缶詰を活用すれば、「早い」「安い」「おいしい」の三拍子が揃ったうどん料理を誰でも簡単に作れます。缶詰は非常食としても頼りになるので、買い貯めしておいて賞味期限に近づいたものから料理に使うようにするのがおすすめです。

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