漫画家・羽海野チカが描く、将棋界を舞台にした大人気漫画『3月のライオン』。2017年には「全編」「後編」の2部作で映画化されたこともあり、「映画館で観た」という方もいるのではないでしょうか? 

その劇中で登場し、ひそかな話題を呼んだ「甘やかしうどん」。フィクションの世界から生まれたメニューですが、実は「簡単に作れる!」といった声がファンを中心に広がっています。そこで今回は、甘やかしうどんの正体とその魅力、そして再現レシピをご紹介します。

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漫画から生まれた「甘やかしうどん」は"お揚げ+天ぷら"?

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月刊誌『ヤングアニマル』にて2008年から連載中の『3月のライオン』。幼き頃に家族や夢、居場所を失った主人公の桐山零が、将棋を通して大切なものを取り戻していくストーリーです。15歳という若さで将棋のプロとなり、その後、将棋を通して関わる人たちの間で少しずつ心境の変化を感じていく零。そんななか、交流の深い川本家の次女・ひなたを特別な存在だと感じ始めます。

ひなたのためにも日々将棋に奮闘する零。ある日の夜、川本家で零がひなたの受験勉強を手伝っていたとき、川本家の長女・あかりがひなたと零に川本家伝統の「甘やかしうどん」を作って部屋まで届けます。そのおいしさに感動した零はまた一つ、川本家の「家庭の味」を知ることになるのです。その甘やかしうどんとは......。

■天ぷらとお揚げがのった鍋焼きうどん!

甘やかしうどんの正体は、エビ天ぷらとキツネ、白ネギ、かまぼこがトッピングされた"よくばり"なうどん料理です。漫画では、ひなたが甘やかしうどんを「煮込んだとろける天ぷら」「汁のしみた甘いお揚げ」と表現しており、アレンジのきいた鍋焼きうどんを想像させます。その繊細な描写から贅沢に具材をのせた秘伝の味感が伝わってくるようで、食欲をそそられたかのように実際に再現するファンが多く出現。原作の人気と相まって、「甘やかしうどん」もひそかなブームを呼んでいます。

実は簡単に再現できちゃう?

「甘やかしうどん」という名前は漫画から生まれた架空のメニューですが、そのレシピに目を向けてみるとエビ天やお揚げなど身近な食材を用いているため、実は簡単に再現できてしまうのです。今回は、少しだけアレンジを加えたオリジナルの「甘やかしうどん」を作ってみました!

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まとめ

意外と簡単に作れる甘やかしうどん。寒さが残るこの時期、出汁がしみ込んだアツアツの鍋焼きうどんを食べて身体の中から温まるのもいいですね。写真投稿アプリ・インスタグラムで「#甘やかしうどん」と検索すると、実際にユーザーが作った甘やかしうどん投稿が見られますよ。

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