冬至とは一年で最も昼が短く、夜が長い日です。今年(2017年)の冬至は12月22日。そして12月23日を境に、畳の目ほど日が伸びていくともいわれています。そのため、冬至から徐々に日が伸びていくのに合わせて、健康と開運を祈る習慣が生まれたそうです。そこで今回は、運を味方にする「ん」の付く「運盛り」についてご紹介します。

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「運盛り」って何?

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冬至は健康と開運を祈り、「ん」の付く「運盛り」メニューを食べて運気アップを願う日としても知られています。主な運盛り食材は、蓮根(れんこん)、南京(なんきん/かぼちゃのこと)、人参(にんじん)、銀杏(ぎんなん)、金柑(きんかん)、寒天(かんてん)、そしてうどん(うんどん)です。そしてこの7種は、寒い時期に引き起こされる脳卒中や風邪などの病気の予防に適していると言われています。運をよくするほか、冬を乗りきるための食材ともいえますね。「ん」が1つでも付いていたら運盛り食材としてカウントされますが、この7種は2つ「ん」が付いているので2倍の運が期待できるそうですよ。

■うどんに合う運盛り食材は?
数ある運盛り食材の中でも、うどんに合うとされている運盛り食材は、大根やこんにゃく、蓮根や人参、南京(かぼちゃ)です。栄養のバランスを整えるためにも食材をふんだんに使用したうどん料理が食べたいですね。ここからは、おすすめの運盛りうどんメニューをご紹介します。

冬至にちなんだ運気アップメニュー

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「寒い季節にうどんを食べると身体の中から温まる」という方も多いのではないでしょうか。運気アップと健康増進を願う、おすすめのうどん料理は「7種天ぷらうどん」と「冬至煮込みうどん」。どちらも7種をはじめ、こんにゃくや大根などの具材との相性が抜群。栄養満点のメニューです。

■7種を天ぷらに!「7種天ぷらうどん」の作り方
用意する食材は、南京と人参に加えて蓮根、銀杏、金柑、糸寒天です。アクセント付けに大根を取り入れてもいいですね。天ぷらには、さっぱり食べられる大根おろしがおすすめです。お好みで大根おろしの上に柚子の皮をのせてみましょう。

南京と蓮根は薄切りにし、糸寒天は水に1分ほどさらしておきましょう。1分経ったら水を切り、天ぷら粉をまぶして海苔で巻きます。銀杏は殻をむき、エビ串に6~7個ほど刺し、天ぷら粉をまぶして揚げていきましょう。中火で揚げるとカラッと揚がり、食材の旨味が引き立ちますよ。すべて揚げ終わったら盛り付け、その上に大根おろしをのせたら完成です。

■煮込んで食べる冬至煮込みうどん

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煮込みうどんに合う運盛り食材は、人参、南京、大根、こんにゃくです。お好みで鶏もも肉や青ネギ、柚子の皮などを追加してもいいですね。

人参と南瓜、大根は1cmの厚さの一口大にカット。電子レンジで下茹でします。水3カップと昆布つゆ3/5を合わせたものを用意し、その中に鶏もも肉を入れて煮込みましょう。鶏もも肉が煮立ってきたら野菜を入れて再度煮立てます。煮立てる際はアクを取りながら鶏肉に火を通すのがポイント。野菜が煮立ってきたら最後にうどんを入れ、うどんに味がしみ込んだら完成です。

■必要な調味料は?
うどん料理の味を引き立たせるためには、調味料も重要です。昆布つゆやめんつゆのほか、醤油を加えることで味に深みがでます。お好みで砂糖を加えて甘みを引き出すのもいいですね。砂糖ではなく、はちみつを加えて味付けをするのも◎。料理酒やみりん、塩も加えると味のバランスが整います。

まとめ

開運かつ栄養満点の「運盛りうどん」。今回ご紹介した7種天ぷらうどんや冬至煮込みうどんは、これからの寒い季節にピッタリです。冬至に向けてお好みのメニューを決め、当日は運盛りうどん料理で運気アップをしてみてくださいね。

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